運転時計で改善基準に対応した運行管理
株式会社 全建 様
アナログ運行記録計からクラウド型運行管理計に。
クラウド型運行記録計から運転時計に。
運行管理はどのように変化したか
同社はアナログ運行記録計での運用から運行・労務管理システム「ロジこんぱす」を導入。その後、「運転時計」を導入致しました。
当初は週末に長距離便が複数台帰ってくると、タコグラフの解析だけで手一杯になっていました。
これがクラウド型に変わることで、日々の運行状況をすぐに確認できるようになり、だいぶ労力は削減できたので すが、違反を起こす前に注意を行うことが難しく悩んでいました。
運転時計を導入することで、例えば翌日の出勤可能時間を自動的に計算してくれたり、連続運転や休憩時 間不足などの情報を車載器モニターでわかりやすく確認できる点がとても便利でわかりやすいと好評です。
ドライバーさんの法令に対する意識も高まり、今では運行経路や時間の割り振りなどをドライバーさんのほうから 提案してくれるまでになりました。
業務間インターバルの管理もわかりやすく
今までは自分で翌日の出勤時間(業務間インターバル)を自分で計算して伝えていま したが、運転時計を導入したおかげで、システムが自動的に時間を計算して管理者に もドライバーにも伝えてくれるので 非常に労力が削減できました。
ドライバーの宿泊明けの運転時なども、休息が足りていないと警告がでるので、うっかり 違反などもなくすことができました。
違反を起こす前に状況を確認することができて、大変助かってます。
問題の起きそうな車両の情報は上のほうに表示されるので、ここだけを見ていれば実際に時間をオーバーする前 に注意喚起を促せます。
出退勤や点呼など適切な手順を踏まなければ、運行が開始できないような運用をしているため、管理者の立 場からしても安心できます。
品質の高い運行管理で事業を拡大中の全建様
-法令を守ることへの思い-
連続運転時間や拘束時間など、仮に守らずに運行しても収益は上がりません。
むしろ原価コストが多くかかり事故のリスクが増えて、拘束時間の管理が甘く労働条件が悪ければ離職にもつながります。
告示基準や労働基準法律で定められている基準は複雑ですが、1日と1ヶ月の拘束時間をまずは最優先の遵守事項とすればほぼ全てが基準内に収まります。
車両の安全装置や待遇や給与の額も大事ですがまずは労働時間の管理を確実に行う事が1番大事で、社員全員が健康にしているかを毎日確認することが管理者としての責任だと考えています。
そうすると、必然的に社員間の会話が多くなるので、最近ではなんというか個々に会社への帰属意識が生まれます。
それが結果的に強い会社を造ることにつながる。
基準の遵守するために、広い意味で何をどうするべきか、会社内の課題を見つけて取り組んでいます。
導入されたきっかけを教えてください。
遠隔地で乗務開始、中間点呼、運行完了の点呼を行い、帰社して分析。
「いやいや、休憩中に微妙に動いたの?」
「なんでここで休憩したの?もっと先の方が効率が良いのに。。」
「報告された走行時間とずれがある。。。休憩時間が社内規程より1分足りない。。。」
などという管理者側のモヤモヤと得られる情報の正確性が低いために運行中に、乗務員から
「渋滞で遅延が生じているため、今休息を取り混雑が改善してから走りたい。」
「適切な休息時間と運転時間の指示を頼む。。。」
「休憩はどのぐらい取りますか?。。。本日の動きとしては分割休息の可能性が。。。先に4時間か6時間か。。。」
という質問に管理者側が乗務員へ100%の正解回答が出せていない、結果乗務員としても、完璧目指そうにも目指せないというなんともやるせない状況が当社にありました。
そこで、Y社、F社のクラウドデジタコを検討しました。
実際検討し始めるとソフトウエアーを作成する会社が先人を切ってソフトとハードを組み合わせで販売して運用してるんですね。
はっきりいって標準仕様のソフトはあまり約に立ちません。(運転日報が自動で作成できないとか)
社外品ソフトウエアーを買っても定期的なバージョンアップが必要で運用している内に自社設置のサーバーの費用、24時間電源入りっぱなのでこれも物理的に頑張っても5年程度?電気代等々の、そういったランニングコストもかかります。
システック社のロジこんぱすは完全クラウドの管理環境がついてくるので、極端な事を言えばどのような業務形態の運送事業所にも対応可能です。
全国の利用者で進化させ続けるシステムなので、バージョンアップの結果が他社よりも先進的であること。
そういった、展開されているサービスの根本が現場と管理者の痒いとこをかこうという所が好きで導入しました。
使い心地はどうですか?
大画面の液晶パネルを搭載して、一度に情報を表示できるのは、日本全国でこの機種のみです。
グラフィカルなので操作も分かりやすいです。
バックカメラの信号も入力できるので、バックアイのモニターを外してそこにつけることもできます。
リアルタイムの運行状況がわかるので、次の予定を変更できて経営的にも良い効果があります。
一番は、速度超過や運転時間、拘束時間の管理が格段に管理しやすくなりました。乗務員からも好評です。
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